SENDAI TANSU STYLE
仙台箪笥のある風景
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沢山の財産を守る閂と車
閂(かんぬき)とは、門や建物の出入り口の扉を閉ざす為の横木の事です。
約6,000年前のメソポタミアで木製のかんぬき錠が発明されてからというもの、錠前と鍵は所有物を守るために使われてきました。
仙台箪笥の場合、閂は縦に使われ、引き出しをロックする錠前として使われています。
また衣裳箪笥や商家で金品や帳面など大事なものを収めていた箪笥などに「車」を付けた車箪笥。
江戸で発生した江戸大火によって多くの人々がこの貴重品の入った車箪笥を持ち出そうとしたため混乱が起きた歴史もあり、当時ではなくてはならない財産でした。
その伝統の閂と車を贅沢に組み合わせた「閂型車箪笥」は職人達の技を集結した逸品です。
漆の光沢、存在感ある装飾と使い勝手に優れた造りはお部屋を豪華にしてくれます。
先人達が守り残していかれた財産と技は、現代のインテリアをより格式高く演出してくれます。
閂型車箪笥を是非一度各ショールームで現物をご覧になって下さい。
閂型車箪笥 木地呂漆塗り
撮影場所:株式会社 ライフサポートシステム様
宮城県富谷市上桜木モデルハウス内