仙台市にお住いのＭ様邸の玄関ホールに、斜めに置かれた中型車箪笥。

エレガントなデザインのアートフラワーがとてもマッチしています。

お庭を望む大きな窓の前のワンちゃんも気持ちよさそう。

よく見て頂くと、引出し部分は艶のある木地呂漆塗りで、本体は杢目を活かした拭き漆塗りになっています。

この塗り方は「塗分け」といいますが、木地呂漆塗りの職人と拭き漆塗りの職人のいわば合作となります。

手間はかかりますが、お値段は木地呂漆塗りと拭き漆塗りの中間。

両方の漆塗りを楽しめる通好みの技です。

様々なデザインの仙台箪笥や仙台仏壇、原木家具があるインテリアをご紹介する中で中型車箪笥（ KC-18 KB-18 KEB-18）はFacebookなどでの登場回数の多いアイテム。

年間納品台数も上位の人気商品です。

車のついたデザインが、お玄関やリビングルームのアクセントにピッタリ。

江戸時代からお客様に愛され、職人の創作意欲を掻き立ててきたことが、令和の時代にも伝統が続いている理由だと思います。