修理再生でお預かりしていた箪笥のお届けに、仙台市の I 様邸へお伺いしました。

I 様は当初全てを再生の予定でしたが、“歪みや前板の反りが酷かった事と、抽出しが重くて出し入れが辛い”と、言う奥様の使い勝手を考え、箪笥を新たに同サイズ作り直し、家紋の飾りがついた金具のみを再利用する事になりました。

抽出の巾や深さなどを全て採寸して、新たに作成。

以前の箪笥と全く同じ寸法で、もう一竿出来上がりました。
それに仕上げ直しをした金具を着けて、やっと完成しました。

抽出材も杉から桐に変わり、抽出の出し入れも楽になって奥様も大満足でした。

これでまた末代まで使えるねと仰って頂きました。

修理再生は色々な方法で可能です。
各ショールームスタッフへご相談ください。