No.009令和記念特別製作 彫金手打金具 四.五尺部屋箪笥-金具に込められた八つの秘密-
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- 仙台箪笥 四・五尺部屋箪笥90
- 製品寸法:巾135×奥45×高90cm
彫金手打金具の八つの秘密
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新天皇御即位を祝う「鳳凰」「菊花」「五三の桐」
伝説の鳥、霊鳥とされる鳳凰。その姿は五色絢爛な色彩で羽には孔雀に似た五色の紋があると言われ、桐の木以外にはとまらないといいます。艶やかな菊花と五三の桐で絢爛豪華な鳳凰図が完成しました。”令和元年 欅産業謹製”の銘を打ちます。
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五本爪の竜「皇帝竜」
悠々と天空を駆けめぐっていたはずの竜が、皇帝の権力に搦めとられて衣服のなかに閉じ込められ、この時から竜は権力者としての皇帝のシンボルとなったそうです。
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全て異なる柄の「梅花」「菊花」
閂がかけられた抽斗の金具の図柄は8種類ともすべて柄が異なる「梅花」「菊花」のアレンジです。
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万葉にちなんだ「梅花」の台輪金具
箪笥の一番下の中央に新元号にちなんだ「梅花」 金具を「菊鋲」(きくびょう)で取り付けました。
ご希望で家紋もお入れ致します(有料) -
「彫金師の名入りプレート」
10棹限定で「拾ノー」から「拾ノ十」まで通し番号入り・彫金師名入りのプレートが付きます。
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「阿吽(あうん)」の竜
相対・対比など相対する二つのものを示します。「あ」から始まり「ん(うん)」で終わるなど一生を表すと言われます。
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「昇り竜と降り竜の閂(かんぬき)」
昇り竜は悟りを求め修行に励むことを表し、降り竜は命あるもの全てに悟りを説くことを表します。
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「唐獅子」
邪悪なものを退け、国家鎮護を祈念する唐獅子。「阿」と「吽」でお守りします。
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彫金手打金具師 小田 俊直 氏
約20年間に渡る修業を積み重ねた気鋭の彫金作家。近年ほとんど見ることの出来ない火作りの引手製作など、伝統技術を忠実に守りつつ、新作のデザイン柄なども柔軟に創作する実力派の彫金作家で、日々意欲的 な製作活動を行っている。
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漆塗り師 佐藤 和也 氏
宮城県大崎市鳴子温泉に生まれ、漆職人の父から伝統的な漆の技術を学ぶ。以降約20年間に渡り建築や神社仏閣の漆塗りを始め様々なジャンルで腕を磨いた。受賞歴多数。現在仙台市内で仙台箪笥の漆職人として、日々精力的に製作活動を行っている。
この特集でご紹介している商品
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【令和元年記念・彫金手打金具】仙台箪笥 四・五尺部屋箪笥90 木地呂漆塗り
仙台箪笥の明日を担う職人たちが集結し、力の限りを尽くして「令和元年 仙台箪笥」 を完成いたしました。新天皇ご即位を祝う「鳳凰」「菊花」「五三の桐」「皇帝竜」「阿吽(あうん)竜」「唐獅子」「昇り竜・降り竜」に加えて、新元号の由来となる「万葉集」の「梅花の歌三十二首」にちなんだ様々な「梅花」の文様を随所に散りばめました。木部は欅材と桐材で組み上げた伝統の仙台箪笥木地に木地呂漆塗りに仕上げた至極の逸品です。今回本体に初めて弊社謹製の文字と製作の通し番号を入れてお届けいたします。
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